2010年01月28日

オリジナルラヴ holeshot tour

2010年1月28日(木)

 昨夜、渋谷AXでオリジナルラヴのライヴを見た。
 田島くん、ノってましたよ〜。酸欠になってるのじゃないかと思う場面が何度も。
 ギターの木暮晋也とは,「スキャンダル」でだったかな,ギターをマシンガンよろしくかきならし,匍匐前進。まるでコンバットごっこである。
 反面、大人のロックっていうか、聞かせる趣向もあって、新境地を見た気がする。前回が原点回帰のツアーとすれば今回は前回を包含しつ広がったという感じだろうか。
 また今回のアレンジのテーマはラテンとブルースだったようで、「灼熱」とか「夜とアドリブ」(これはもとからラテンだが)「アダルトオンリー」とか、よかった。あと、ビートルズのリマスター盤のおかげで小さなビートルズブームが来ているという田島くん、ビートルズアレンジの曲も一点あったんだが、どの曲だったっけ、思い出せない。
 どの曲も良くて改めて田島のソングライティングの質の高さを感じましたですね。また歌もうまい。どんどんうまくなってる。
 これから田島貴男はどういう方向に行くのかな。
 歌がうまくてもフランク・シナトラや北島三郎といったエンターテイナータイプにはならないだろう。そうなるにはあまりにも田島はテレがある。
 田島にしかない,大人なロックを,見せていってくれるんじゃないか,そういう気はする。
 それにあわせてライヴの形態っていうか,盛り上がり方もかわっていくんじゃないだろうか。
 何度もライヴにかかってる曲は,客のノリ方にもお約束がある。それはミュージシャンと客の一体感を生む・・・のだろうか。まあそうだろう。では客同士。客のあいだの相互作用はなくて,客は田島を向いてるだけだよ。
 なんかもっとちがう「ノリ」方ってないもんかね。
 とまれ,アンコールが3回(そういう題名のくらもちふさこさんのマンガがありました)。最後の一回は,場内アナウンスの後だもんね。「悲しみをぶっとばせ」で締めくくってくれました。

 新曲が3曲,かな。そのうちの「路上」っていうのは12月のライヴでもかかったっけ。
 これだけ新曲がたまってきてるのに新しいアルバムが出ないのはどういうわけなんだろう。
 移籍を考えていて,それが難航している,なんていう状況なのだろうか。

 

 



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Posted by ボブ・マリ at 20:58│Comments(0)音楽
 
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