石狩鍋風汁のはて

ボブ・マリ

2010年02月10日 00:50

2010年2月10日(水)

家庭料理は半返し縫い,とは檀晴子さんのコトバだったか。

今日のご飯は明日のご飯のもとである。
日曜日の石狩鍋風汁は,月曜日に酒かすと豆腐,ゆずこしょうと練りゴマが加えられてパンチの効いた(あ,死語?)粕汁になったのである。





見た目はその前の石狩鍋風汁となんらかわりませんが。

この汁のベースは昆布とかつおの出汁。そこに鮭を漬け込んていた味噌だれ(味噌とみりんと酒),牛乳とバターが加わり,さらに酒粕,ゆずこしょう,練りゴマが加わった。結果,とてもコクのある,奥行きのある味になった。具は味噌漬けにしていた鮭,大根,にんじん,レンコン,ねぎ,こんにゃく,しいたけ,えのきだけ,薄揚げ,豆腐。
これらがあわさって,老舗の鰻やの先祖伝来のタレもかくや,と思わせる深みのある味になったのである。
viva,家庭料理。

ここまであれやこれやを混ぜなくても,粕汁に練りゴマとゆずこしょうを加えるのは,ぜったいオススメです。






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