2012年10月13日

トシちゃんはアスリートだった

2012年10月13日(土)

田原俊彦ライブ終わって,いま家に帰ったところ。

ピンクのスーツであらわれたトシちゃん,2時間をかけぬけた。
ときどき,足が上がらないマネとかの,小ギャグ,自虐ギャクをはさみつつも,歌って踊って。
終盤,花道までかけてきてくれて,近くで見たトシちゃんは,驚くくらい色が白くてしまってた。

おばちゃん主体の会場は,終始スタンディングでは息が切れるので,ときどき座ったりしながら,でも大盛り上がり。
コアなファンはかぶりつき周辺にいる人たちと思われ,トシちゃんが

もしかしてこのなかで俺みるの初めてって人は?

と手をあげさせたところ,真中以降の座席でかなり手が上がった。私もそのひとり。
前に一度見た,と思っていたけど,よく考えたら,それはないな。
写真集を買った,どまりのファンだったと思う。

4月にファンクラブに投票してもらって今回のツアーの曲を決めたのだそう。
80年代のヒット曲しか私は知らないのだが,会場もやはりそれらのときに一番盛りあがったと思う。

ごめんよ涙,抱きしめてTONIGHT のかっこよさったら,ない。
後者の,ラテン調にかわるところとか,好きだし,トシちゃんの声に合ってるなあ,とあらためて思った。

トシちゃんの声はデビュー当時は安定しなかったが,抱きしめてTONIGHT のころにはずいぶん伸びのある声に成長し,いまは,声に厚みが出て,かつ,若干残る不安定さがむしろ若々しさを感じさせる,と思う。
声域がけっこう高いのも魅力だ。
だれか,オトナのポップスをトシちゃんに書いてくれないか。
私は田島貴男を推すけどな。
あるいはオリジナルラヴの「接吻」とか「アイリス」を俊ちゃんがカバーしても,いい,と思う。
けっこうトシちゃん,歌いあげるタイプの歌が似合ってきたと思うので。
あるいは,イエモンの「MY WINDING ROAD」とかもいいかも。

ところでトシちゃん,トークではけっこう会場の年齢の高さをイジってた。

長生きしてください

なんて。
この客いじりをさらに磨いたら綾小路きみまろになるんじゃないか。


トシちゃんはアスリートだった

これはたった一枚もっているトシちゃんのCD。
徳島に仕事が決まって京都を離れるときに,私がトシちゃん好きと知っている知人たちが送別にくれたもの。

ずいぶんひさしぶりにいまきいてみていようとして,あけて,驚いた。
ライナーに,今は亡き恩師がサインしてくれている。
トシちゃんとはおよそ結びつかない先生なんだけど,送別会のときにサインしてもらったものと思われる。
あの先生に,こんなお願いをしていたなんて申し訳ない。
ありがとうございました,M先生。


同じカテゴリー(音楽)の記事
ライブ
ライブ(2012-12-18 00:23)

ライブ開演を待つ
ライブ開演を待つ(2012-11-09 18:49)

L'ULTIMO BACIO Anno 12
L'ULTIMO BACIO Anno 12(2012-10-29 17:42)

田原俊彦ライブ
田原俊彦ライブ(2012-10-13 17:35)


Posted by ボブ・マリ at 21:13│Comments(2)音楽
この記事へのコメント
やっぱりトシちゃんすごいんですね。
足上げ見たかったかも。
ごめんよ涙,抱きしめてTONIGHTは私も好きです。
でも一番好きなのはデビュー曲(?)哀愁でいとかな。
実は夫はトシちゃんファンで、
教師ビンビン物語(でしたっけ)の話に詳しく笑ってしまったことがありました。
Posted by べりー at 2012年10月13日 22:22
べりーさん,

男性のお客さんもノリノリで,ちょっとびっくりしました。
奥さんにひっぱられて来たのかな~なんて思っていたけど,あにはからんや,ご自分も見たくて,のようで。
トシちゃんって,男性にも受けるんでしょうか。
哀愁でいとも歌ってくれました。

教師びんびん物語,私も好きでした。
そのまえがテレビ局か何かを舞台にしたナントカびんびん物語で,その主題歌が抱きしめてTONIGHT,教師びんびん物語の主題歌がごめんよ涙,でしたかね。
榎本とのコンビが,どちらも楽しかったですよね。
Posted by ボブ・マリボブ・マリ at 2012年10月13日 23:44
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。