2009年11月28日

イノハナご飯

2009年11月28日(土)

こちらでイノハナ,あるいは香茸と呼ばれるキノコがある。
干したものを売っている。

こんなの。先週,115号線沿いの露店で求めたもの。


イノハナご飯




これは安い細切れ品。もともとは真っ黒な干しシイタケというような姿である。

露店主にきいたレシピにしたがってイノハナご飯を炊いた。

30分ほど水につけてもどしたイノハナを刻み,刻み薄揚げと一緒に油で炒め,砂糖,
濃い口しょうゆ,みりんでやや濃い目に味付けする。
洗っておいた米にイノハナの戻し汁を加えて規定の分量の水加減に
して炊き,
炊きあがったら上述の炒めたイノハナ,薄揚げを加えて蒸らす。

そうやってできあがったのがこちら。



イノハナご飯




香茸というだけあって,いいにおい。

初めてイノハナを食べたのは,福島に来たばかりのころで,知人が自分で炊いた
イノハナご飯をくれたときである。

他県にもあるのだろうか。
少なくとも関西では聞いたことがないが。



Posted by ボブ・マリ at 21:07│Comments(1)
この記事へのコメント
私が初めていのはなごはんを食べたのは、主人の実家である福島県の浪江…今こそ入れない町になってしまったが、義母がもてなしの一品として作ってくれた。真っ黒な物がご飯に混ざっているが、とにかく良い香り。思わずおかわりをしてしまった。それからは毎年行く度に作ってくれたけど、話しを聞いてビックリ!主人が子供の頃は山に入れば必ず見つけていたキノコだけど、今じゃ松茸よりも貴重品だとか…東京は勿論、福島県でも売っているのが珍しい物になってしまったと…簡単には手に入らないと思うと、かえって食べたくなる。
Posted by さかもとたかこ at 2013年10月19日 10:09
 
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