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2010年09月30日

小包がとどいた!

2010年9月30日(木)

トラットリアを閉じたころ,ピンポンが鳴って,小包が届いた。
フィレンツェから苦労して出したやつ。



あちらでは郵便局で出したのだが,届けてくれたのは,日本の宅配業者だった。
書類をよく見ると,UPSジャパンなる通関業者が申告等の業務を請負い,輸入が許可されてかの業配達務は日本の宅配業者に委託されている,ということらしい。
むこうで,内容やその単価もかかされたのは,日本の小包の賠償とはちがって,輸入の申告のためだったんだ。
ふーん。
勉強になった。

これが,小包でなくふつうの郵便なら通関業務とは関係なののだろうなあ。


それにしても。

郵便局でサラの小包用ボックスを買ってパックしたのだが,薄汚れてずいぶんイタんでいる。投げられたりしたんじゃないか。

おかえり。


  


Posted by ボブ・マリ at 21:36Comments(0)

2010年09月30日

トラットリア・ボブ・マリ

2010年9月30日(木)

トラットリア・ボブ・マリへようこそ。

本日の Il Menu 

<アンティパスト>





花豆,トマト,玉ねぎのマリネ。




<プリモ・ピアット>




ポルチーニのクリームソースのフェッチトーネ。




<セコンド・ピアット>





鶏もも肉のロースト,トマトソース



<ドルチェとカフェ>





フォートナム&メイソンのビスケット2種(ペカンナッツ,マカデミアナッツ)。
コーヒー。



ワインがないのは,明日,健康診断が控えているから。



作り方
<花豆,トマト,玉ねぎのマリネ>
花豆(インゲン豆も可)を一晩水につけておく。水をかえてたっぷりとした水で花豆をゆっくり煮る。1時間ほど煮たらぴったり蓋をしめておく。バスタオルなどで包むとよりよい。
冷めた豆,トマト,玉ねぎをボウルにいれ,塩,こしょう,白ワインビネガー,オリーヴオイルをかけて1時間以上冷蔵庫で冷やす。

<ポルチーニのクリームソースのフェッチトーネ>
ポルチーニをさっと洗って汚れを落とし,ひたひたのぬるま湯を入れて10分おく。
にんにくのみじんぎり,オリーヴオイルをフライパンに入れて火にかけ,弱火で炒める。色づいたら,玉ねぎの千切りを加えてさらに炒める。ポルチーニをもどし汁ごと入れて弱火にかけ,塩こしょうして,水分が少なくなったら火を止めて蓋をしておいておく。
フェッチトーネをゆではじめる。ゆであがり間近になったら,先ほどのフライパンを火にかけ,生クリームを加え,味をみて足りなければ塩を足す。表示時間より1分早くあげたフェッチトーネをフライパンに加え,全体をゆすりながら,ソースをよくパスタにからめたら,皿に盛り,おろしたパルミジャーノをふる。


<鶏もも肉のロースト,トマトソース>
鶏もも肉は余分な脂をとり,厚みのあるところは包丁で開き,全体が均等な厚さにする。皮にフォークでたくさん穴をあける。塩コショウし,ニンニクの切り口をもも肉にこすりつける。
フライパンに皮を下にして肉をいれ,中火にかける。脂が出てくるのをキッチンペーパーでその都度ふきとる。
皮を下にして5分焼き,ひっくり返して重石をのせ,5分焼く。再度ひっくり返してトマトソースを加えてソースが温まるまで火を通す。

トマトソースの作り方
フライパンにみじんぎりのニンニクとオリーヴオイルを入れて,弱火にかける。色づいたらトマト缶を加える。みじん切りの,オリーヴオイル漬けのドライトマトも加える。半分くらいの量になるまで弱火で煮詰め,塩こしょうで調味する。


*イタリアで食べたトマトソースがどれも感激的においしくてそれを再現したいのだが,なかなかそうはいかない。イタリアでは,甘みがとても強かった。トマト缶はイタリア産を使っているのだが,同じ味にならない。もっと上等のトマト缶だとどうだろうか。いつも使っているのは,特価で98円のイタリア産トマト缶。

*ポルチーニを今日はクリームパスタにしてみた。これもまたぐー。次はクリームソースにトマトソースも加えたタイプで食べてみよう。
ポルチーニをみじんぎりにするやりかたもあるみたい。


  


Posted by ボブ・マリ at 20:29Comments(0)

2010年09月29日

アンジャーモ・ア・ローマ!

2010年9月29日(水)

4月からきいてきたNHKラジオの「毎日イタリア語」では,
毎回

アンジャーモ・ア・ローマ!(ローマへ行こう)

が合言葉だった。
そのローマ。
24日の夕方,フィレンツェからの列車で,到着した。

ホテルに荷物をおいて,イタリア再訪の同僚の案内でメトロに乗ってコロッセオにむかう。

地下鉄の駅を出たら目の前に






どーん。





その近くの,発掘中の遺跡。

”むかしむかし”がそこここに,鎮座ましましている不思議な都会,ローマ。

翌日はバチカン市国へ。
まずはバチカン美術館の入り口に向かう。9時開門のところ,8時半くらいにいったのだが,もはや長い列。
ここでもまた,Skip Line の看板のお兄ちゃん,あるいは,英語のガイドはいらんかえ,という国籍性別さまざまな人々が横を通る。
1時間ほどの待ち時間で入れたから,早かったほうらしい。
美術館を出てきたら,その5倍はあろうかという列になっていたから。

バチカン美術館はフラッシュなしなら撮影もOK。
でも,ミケランジェロの力業を見ることのできるシスティーナ礼拝堂は例外で,撮影は禁止,そして沈黙が求められる。監視人が,

ノーフォト!

しずかに!

と叫び,礼拝堂いっぱいの人々はしばらくシーンとなるが,すぐにまたざわざわ,するとくだんの監視人がまた同じことばを繰り返す。

この礼拝堂をふくめ,美術館全体が,きらびやかで濃い宝の館である。

現代の,キリスト教をテーマとする絵画もかなりたくさんあって,ルオー,シャガール,もけっこうな数,あった。

そのあと,サンピエトロ寺院を見学。








さてこの時点で,かなり疲れてきてた。
旅行の終盤だったこともあるし,イタリアに入って南下するにつれて暑くなってきたし,それに,短期間にたくさんの,歴史の重みのある美術品をこれでもか,これでもか,と浴びるように見たこと。
それらがかなり重くのしかかってきた感じであった。

サンタンジェロにいって,その近くでお昼を食べる。





このあたりの路地は食事できる店がいっぱい。こうやって音楽をきかせるデュオもいる。
ちょっと,横山ホットブラザースに似ている?
そして,スペイン広場へ。
遠くからでも,広場の階段に鈴なりになっている人たちが見えた。
そして,やっぱり特等席は,「ローマの休日」でヘップバーンが座っていた場所,でしょう。


その後,各自,自由行動。私はスペイン広場近くのお店をのぞく。このあたりはブランドショップが軒を連ねる大買い物天国だ。




ここにもアコーディオンおじさんが。

何も買わず,さて,テルミエ駅近くのホテルまで,歩いて帰ろうとした。ところが,帰れない。
歩く途中でトレビの泉の標示があったから,そこだけ寄り道しようといってみた。そこから,だいたいあたりをつけてテルミエ駅方向に向かったはずなのに,行きつかず,しまいには自分がどこにいるのかわからなくなった。カフェのおねえさんに,「私はどこにいるのでしょう?」ときいて,地図を見せたら,テルミエ駅なんてとんでもない,スペイン広場の南方のパンテオンの前だった。
どうやら,つきあたりに出会うたび右方向右方向にずれて歩いていたら,ほぼ360度ぐるっと回ってしまったらしい。とほほ。

けっきょく,スペイン広場に戻ってメトロに乗ってかえった。

翌日,26日は5時半にホテルを出て,列車で空港へ。
空港行き列車の出る25番線ホーム,だったか。
これが,とおい,とおい,とおい。
どこまでもまっすぐまっすぐまっすぐ歩いてようやくたどりついたのだ。

空港でなかなかあかないゲートを待つ。
ほんと,待たされることの多い国である。

ヒースロー経由,ブリティッシュエアウェイで,日本へ。
27日の朝9時過ぎに,成田に到着し,2週間の欧州旅行は終わった。



では,これが最後!の,イタリアの食べ物シリーズ。いきます。

ローマ初日の夜はナヴォーナ広場の近くの,家庭料理の店へ。




ニョッキとラビオリ。




ポモドーロのスパゲッティ。


パスタはほぼどれも同じ味付け。素朴でシンプル。





ウサギのローストとパプリカのマリネ。





ラムのロースト。


ここのハウスワインも軽い飲み口。

かわいくて恥ずかしがりで,ちょっと不器用なお嫁さんが舅姑ににらまれつつも一生懸命給仕し,厨房ではおそらくそのダンナがフライパンをふるっている,と思われる,そういう食堂であった。


ローマ二日目,ヨーロッパ最後の夜は,遠くに食べにいく気力がなくてホテル近くに適当に入る。
お味は,まあまあ,というところだったが,





このガス入りのアクアがばつぐん。
ずいぶん銘柄によって,味がちがうものなのだ,とわかった。


イタリアは,ええっ!と思わされるところが多かったけれど,それを補って余りあるところだと思った。
これからトスカーナ中心に,旅してみたい,と思っている。
それまではトスカーナ料理をつくって食べてヴァーチャルなトスカーナ旅行を楽しむのだ。


  
タグ :ローマ


Posted by ボブ・マリ at 22:45Comments(0)

2010年09月28日

イタリアにはまる

2010年9月28日(火)

だいたいが,はまりやすいのだ。
去年はソウルにいったあと,韓国料理にはまっていた。
バリ島にいけばしばらくはバリ風料理。
デンマークのあとは,北欧風料理。
そして今回は,イタリア料理である。
しばらく,いろんなイタリア料理を試してみたいと思っている。今夜は,フィレンツェの中央市場で買ったポルチーニとドライトマトでスパゲッティを。






ぅぐぅぐぅぐ・・・・なかなか,うまいじゃないの。


ネット検索でポリチーニのパスタのレシピをいくつか調べたところ,ペペロンチーノベースのものと生クリームのソースのものとにわかれていた。今日はぺペロンチーのベースでつくってみた。

赤唐辛子とアンチョビで味出ししたのだが,それらをいれずにつくったほうがポルチーニの風味は生きたかもしれない。

<今日のレシピ>
ポルチーニは冷たすぎず熱すぎない水に30分つける。
ドライトマトはオリーヴオイルにつけておく。
スパゲッティをゆで始める。
みじんぎりしたにんにくをオリーヴオイルで弱火でゆっくり炒め,そこに薄切り玉ねぎ,種をとった赤唐辛子,刻んだアンチョビを加えてさらに炒める。ポリチーニともどし汁,スパゲッティのゆで汁少々,千切りにしたドライトマトを加え,弱火で煮る。味をみて塩が足りなければ足す。水分が半分くらいに減ったら火を止めてふたをしておいておく。
スパゲッティがゆであがったらフライパンを強火にかけてスパゲッティをいれ,フライパンをゆすりながらソースをよくからませる。火を止めてオリーヴオイルをさとまわしかけ,皿に盛る。


また別のやりかたで作ってみよう。




  


Posted by ボブ・マリ at 20:40Comments(0)麺・パスタ

2010年09月27日

フィレンツェ 3

2010年9月27日(月)

明けて24日,朝イチでウッフィツィ美術館に行く予定が・・・
途中にある中央郵便局で小包みを送ろうとして,これが予想以上に手間取った。
小包の箱を買い求めるのにひと手間。
宛名をかく紙がわからずウロウロするうち,日本人らしき人が小包を送る準備をしていたので,話しかけて,はたして日本の人だったので,やりかたをきく。
入り口にある順番待ちの番号札をとり,自分の順番がきたので窓口にいき,日本に送りたい,という。送り主,宛名などかくべき書類が2つ,それに加えて小包箱のサイドにも。同じことを書かないといけない。また送り主の住所は現在泊まっているホテルの住所を書け,と。書類には内容物が何であるか,それらがいくらに相当するか,なども書く。
そして料金はキャッシュでないといけなくて,持ち金を上回ったので,待ってくれている同僚にキャッシュを借りて,また窓口に戻る・・・とこれらのことを,ブロークンなイタリア語と英語を混ぜたやりとりなので,1時間ほどもかかってしまった。
小包代は高いし,時間がかかるし,決してオススメしない。

同僚に謝り,ウッフィツィ美術館へ。ああ,そこはすでに長蛇の列。昨日のパラティーナ美術館の列の比じゃない。
列の横を行き来するのは,

Skip Line

と書かれた看板をもつ人。要は予約代行屋らしい。
正規の切符は10€,予約代行屋は33€で,列をスキップしてかつガイドもする,というのがウリ。
ローマのバチカン美術館でも同様の代行屋を見た。こういうウラの仕事が寛容に見逃されているのも,長い待機があたりまえなのも,イタリアらしい,ということか。

1時間待って,セキュリティを通って,ようやく入場。
真剣に見たら何日あっても足りない建築と美術品の数々なんだが,ある程度 skip しながら進む。

いまフィレンツェではカラバッジョ展をいくつかの美術館合同で開催していて,シニョリーア広場にも





メドゥーサの首!

この絵はウッフィツィにありました。


美術の教科書などで見た有名な作品が,あれも,これも。
ボッティチェッリの「春」,「ヴィーナス誕生」,ミケランジェロの「聖家族」,ダヴィンチの「受胎告知」,そのおっしょさんのヴェロッキオの作品で弟子時代のダヴィンチが一部をかいて,ヴェロッキオがそれを見て筆を折ったという,「キリストの洗礼」・・・

美術品のもつオーラにちょっとあたってしまった。
こんなにたくさんいっぺんにみたらからだにわるい。

その後,みんなそれぞれ別行動。
私はおひるを食べたあと,サン・マルコ美術館へ。
ところがちょっと迷って着いたら,窓口はclosed だった。
ときは13時20分。

Closed?

と叫んだ私に窓口の女性は

マダーム,今日は終わりです。
明日の土曜日は夕方までやっています。
明日いらっしゃい。

と冷たく言った。

フィレンツェを今日,離れてしまうんです,私には時間がないんです,となきつけばよかったか。
だって,13時50分で閉館だが,入場は30分前とかいてあったのだから。

でもまあ,次回の楽しみにしよう。

アカデミア美術館(ここでも,ミケランジェロのダビデ像を見るための入場者が長い長い列をつくっていた)の横を歩きながら,もはや残りの時間は買い物に費やすことにした。

Il Papiro 紙 という名の店でアルファベットのシールを買う。
それからサン・ロレンツォ教会の近くに広がる露店群へ。




ここで財布など買ってから中央市場へ。





ドライトマト。




ポルチーニ茸。

「真空パックできます」と日本語でかいてあったので,これらを買う。店の奥さんにレシピもきいて。

さて,4時前の列車で,ローマへ。






  


Posted by ボブ・マリ at 22:19Comments(0)

2010年09月27日

フィレンツェ 2

2010年9月27日(月)

ピッティ宮のパラティーナ美術館を見てホテルに戻ったあと,時間をおいて,夕食に出た。
クポラに登ったのと,とにかく天気がよくて直射日光に焼き付けられたのからくる疲労,そこから回復するためには,ちょっと休憩が必要だった。

少し涼しくなった7時過ぎ。
ふたたび南方面へ。サンタ・トリニタ橋から夕刻のアッラ・カッライア橋を眺める。





サンタ・トリニタ橋を渡って,二つ目の筋を西に折れたところにある Il Cantinone イル・カンティノーネへ。
ガイドブックでここがよさそう,と思ったところだったのだが,同僚が7年前に訪れたところとおんなじで,おいしかった記憶のあるところだった。

自慢だが,私はだいたいハナがきく。

穴倉のような店内でトスカーナ料理をいただく。

例によって,食べ物シリーズ,いきます。



トスカーナの赤。





お皿。高価なものではないけど,ニワトリの柄が可愛い。





ピントがぼけてますが,ポリチーニ茸のフライ。
塩とレモンでいただく。美味。





パンとトマトを煮込んだスープ。
寒かったアイルランド~デンマークで風邪をひいてしまったからだをあっためてくれた。




インゲンを煮込んでピューレにしてトマトとあわせたスープに,小さいマカロニを浮かせたスープ。これも美味。




これはなんのお肉だったっけか。
つけあわせのグリーンピースも美味。




二本目のワインはスパークリングを,と頼んだら,トスカーナではなくレッジョ・エミリアの産だが,と出してくれたのが,これ。
これもピンボケ。
だいぶ酔いがまわってたか。




ほろ酔い気分で眺める,サンタ・トリニタ橋から東側のヴェッキオ橋とお月様。





アルノ川にお月様がうつって。






シニョリーア広場ではブラスバンドの演奏を人々が楽しんでいた。


フィレンツェ編はまだ,つづく。

  


Posted by ボブ・マリ at 19:59Comments(0)

2010年09月27日

フィレンツェ

2010年9月27日(月)

福島の自宅に戻った。
半月いないあいだに福島はすっかり秋になっていた。稲刈りは半分くらい済んでおり,コスモスが咲き,彼岸花が咲いている。気温も17度。

さて,イタリアでの数日を振り返りながら,少しずつ書いていこう。

23日の朝,レッジョ・エミリアから鉄道でフィレンツェへ。
イタリアの鉄道の旅にはいろいろ困難がある。まずホームがとても低い。ところが列車はスタンダードな高さ。と,いうことは,ホームから列車の床面がとても遠いのだ。重いトランクをもって3段を上がる。これが難儀。
ホームにエスカレーターがない。
別のプラットホームに移動するのに,地下道を通るのだが,これもまたえっさほいさ,トランクをひきずって上がり下がりする。
リフトもあるにはあるのだが,その場所がわかりにくい。

さらに,ホームが線路にむけてちょっと斜めになっている。ボローニャの駅で私は列車を撮ろうとしてトランクの手を離した。するとトランクがトロトロと走り出し,あやうく線路の上にトランクが落ちてしまうところを同僚が受け止めてくれた。ホームに上がる階段の手すりに腰かけていた女性がそれを見て笑うこと,笑うこと。そんなにまで笑わなくても。
と思っていたら,アナウンスがあって人々がぞろぞろと動き始める。「どういうことですか?」ときいたら,乗るべき列車の到着ホームが変更になったとのこと。で,また,トランク抱えて階段を降りる,昇る。

列車に乗ったら乗ったで,コンパートメントの座席に上の荷物置きに重いのをのっけるのは,たいへん。
そして6人がけのコンパートメントの6人の客全員が大きいトランクを持ち込むとしたらそれを載せる余地はないのだ。

あ~あ。
イタリアで鉄道旅行するにはリュックサックがいい。

さて,フィレンツェの鉄道駅は3つあることに,乗ってから気づき,われわれの乗ったIntercity はFrentze Rifredi フィレンツェ・リフレディ 着だった。この駅で降りて,タクシーでフィレンツェの中心,Firentze S.M.N. フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅方面へ。
タクシーの中から,ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)が見える。

ホテルにトランクを預けて,町の見物に。
まずは大聖堂へ。









大聖堂が近づいてくる。





これが大聖堂のファサド。圧倒的。




大聖堂の丸天井。

そのあと,クポラ(塔)に登るが,デジカメの電池が切れたので画像はなし。ざんねん。

クポラ,くねくねと螺旋階段,しかも非常に閉塞感のある階段を登り続ける。なかなか骨がおれる。閉所恐怖,高所恐怖の人には無理そう。

クポラのてっぺんからの眺めは抜群。
フィレンツェの町並みを360度にわたって眺められる。


その後,レブリッカ広場のカフェ,ジッリでおひるを食べて,町の南,ピッティ宮へ。
ここにあるパラティーナ美術館に入る。
入場券は入り口の右手の切符売り場で買い,入り口の列に並ばないといけない。でも,そのことにきづかず,入場してから,

TIcket!と 職員に言われて,がっかりしながら入場券を買いに行く人たち,続出。
こういうシステム,もうちょっとなんとかするって気はないのかね。
入り口のすぐ近くに切符売り場をつくればいいのに。
イタリアでは,「おきゃくさまの身になって考えてほしい」などと望んでも仕方ない場面にしばしば遭遇した。

さて,この美術館はラファエロを多く所蔵する。かくべつラファエロが好きって,わけもないけど,美青年ラファエロの描く美女を堪能した。

いったんホテルに戻って,チェックインしてから,夜のごはんを食べにでかける。

さて,それはまた次の投稿にて。

  


Posted by ボブ・マリ at 17:57Comments(0)

2010年09月27日

帰国

ただ今成田空港に着きました。イタリアでは初日のみネットにつなげたけれども、それ以降、ネット環境の整っていないホテルだったのでブログ更新できませんでした。ローマのような都会でも、です。
これから車で福島へ。途中、大洗で寿司を食べる予定です。
詳しくは帰宅してから。  


Posted by ボブ・マリ at 09:45Comments(0)

2010年09月23日

イタリア,好きかも?

2010年9月22日(水)

レッジョエミリア滞在二日目。

私,イタリア,好きかもしれないです。

レッジョエミリアの駅の高架下トンネルにはこんな絵が。



レッジョエミリアの幼児教育学校の子どもがかいた絵。
かわいい!


仕事のあと,レッジョエミリア2回目の同僚がいこう,と連れていってくれたのが,
町のはずれの食堂。

ここが,うまくて。
今から,連続,いきます。



プロシュート,サラミの盛り合わせ。



タリアテッレ。この地方のパスタで,卵を練りこんだ平たいパスタ。
大雑把に砕いた牛肉ミンチがうまい。
なんか,細かく挽いたミンチになれてる口には新鮮。




フンキ(キノコ)のリゾット。
buono!



エビのロースト。

そのほかにも,トルテッリとか,ドルチェのマスカルポーニとか,いただきました。

そして何よりも!





微発泡のLa luna なる赤ワイン。
これが美味くて。
3人で2本,あけちゃいました。

この地方に住みたいなあと思ってしまった。

北欧から移動してくると,北欧の禁欲さ,いきとどいた感じと,対照的なイタリアが感じられる。
食べ物はぜったい,イタリアがおいしいよね~~。

初めての訪問にして,イタリアにはまりそうな予感。



  


Posted by ボブ・マリ at 04:59Comments(2)

2010年09月22日

イタリアに入る

2010年9月21日(火)

コペンハーゲンからイタリア,ボローニャ空港に入った。
空港バスで町に入る。


空腹を抱えて,よさげなところを探す。

斜塔近くの路地で,「商売繁盛」の札のはってある店をみつけて入ってみた。



これはニョッキ。
そのほか,スモークしたカジキのカルパッチョ,ハムの盛り合わせ,ラザニア,タリアッタなどを注文。

グラスで注文した赤ワインも,深みがあってまろやか。

チェックのときに,給仕の女性に「japaniese?」ときかれ,そうだと答えると,厨房から日本人があらわれた。
在イタリア16年,ゆくゆくは日本で小さなイタリア料理店を開きたい,とおっしゃる,みち子さんであった。
日本語がしゃべれてうれしいです,とも。

みち子さん,日本で店をもたれたら,きっといきますよ。
そして,それまでに,ボローニャを再訪することがあったら,またお店に行きますから。





ボローニャの町はこんな感じ。
中世の町のなかに,そのまま現代がすんでいるのだ。

ボローニャから列車でレッジョ・エミリアへ。
いま,レッジョ・エミリアの郊外のホテルにいる。
これから夕食。





  


Posted by ボブ・マリ at 02:21Comments(0)

2010年09月21日

コペンの買い物

2010年9月20日(月)

今日はよく働き,充実した一日だった。
いろんな情報をどさっと仕入れたので,ちょっとこれからその処理に時間がかかりそうだ。
デンマークに仕事で来るのは当分,今年が最後かなあと思っていたが,今日の話をきくと,やはり来年もなんとか来たいな,と思わせられた。

コペン滞在は今夜で終わり。明日早朝の便でイタリアに向かう。
夕飯を食べに出る前に,コペンでの買い物の最終報告を。

土曜日の朝,クリスチャンボーの対岸の通りの蚤の市をのぞいて,ロイヤルコペンハーゲンのカップを買った。



250DKK。
ロイヤルコペンハーゲンの食器の裏にかかれている番号は,つくった職人の番号であるとのこと。
ただ熟練した職人は番号を見なくとも,誰の筆遣いか,がわかるらしい。

とは,午後,会った,デンマーク人の知り合いから聞いたこと。
午後はこの知り合いの夫妻とともに,David Collection をみにいった。David という富裕な商人が集めたイスラム美術品のミュージアムである。点数がすごく多い。


買い求めた絵葉書。




いくつもあるタイルや器や布のコレクションのなかで,目を奪われ心惹かれるのはこれらの青,渋い赤。
それらはアフガニスタン,西ペルシア,トルコ あたりの産であった。

繰り返し,同じような意匠に心を惹かれるので,

  私はペルシアのお姫様だったかもしれない

と言ったら同僚がたいしたあきれ顔をした。

青い器は,大嶺實清さんの青い器シリーズを思い出させる。
實清さんは,この青を思い描いて作陶しているのかな,と思った。


さて,これから夕食に出かける。
たぶん,Jensens Boefhus になると思う。


  


Posted by ボブ・マリ at 00:52Comments(2)北欧

2010年09月20日

Excursion

2010年9月20日(月)

昨日,今日と,このブログへのアクセス数が100を超えて,昨日は200近いのだが,最近の記事の閲覧数は別に多くない。いったい何をみてくださっているのだか。


土曜日の朝は蚤の市を見に行って,日曜日はスウェーデンまで遠出してきた。ルートは,

コペンハーゲン中央駅から鉄道でLund ルンド(スウェーデン)
鉄道でLundから北上,Helsingborg ヘリシンボリ(スウェーデン)へ。そしてフェリーでデンマークのHelsingoer ヘルシノア へ。ヘルシンボリとヘルシノアのあいだは,海を挟んでてわずか5キロの距離なのだ。
ヘルシノアからは再び鉄道でコペンに戻った。

ルンドはスウェーデン最古の大学,ルンド大学があって,学生数4万人。日曜なせいか,町はとても静かだった。
大聖堂に来たときちょうど11時で,日曜礼拝が始まるところだったので,少し,中に入って礼拝を体験させていただいた。








パイプオルガンと聖歌隊の歌声がドームに響いて,荘厳だった。





古い石畳の残る町。

静かないい町だった。

でも,この日はスウェーデンの首相の選挙日だったので,ふだんの日曜よりは人出があったはず,とあとで知り合いのデンマーク人が言っていた。




古い家屋を手入れしながら住んでいる様子がうかがえる。




スーパーをのぞく。
クネッケの大きな包みが幾種類もあった。
そのひとつ,ダーラナヘストのデザイン。

そして,鉄道(Skaanetrafiken) で,ヘリシンボリへ。






丘の上のお城。
ここから,対岸のクロンボー城をにらんだのであろう。




丘から眺めるヘルシンボリの町。




公衆電話。




フェリーから眺める,デンマーク,ヘルシノアのクロンボー(城)。


天気もよかったし,よいexcursion になった。

  


Posted by ボブ・マリ at 15:39Comments(0)北欧

2010年09月18日

コペンの買い物,中間報告

2010年9月18日(土)

コペン時間の朝7時半。
今日もまずまずのお天気のよう。ただ,昨日も驟雨にあったし,ようちゅうい。

土曜日で仕事もないので,午後の知人との約束まで,市内散策(=お買い物)でもしようかと考えている。

昨日も驟雨のなか,市内散策して獲得したものは以下のとおり。





本屋で買ったLexibook。15カ国語対応の簡易電子辞書。
地球を背負うバックパッカーのイラストがかわいい。

開けば,


となっておりまする。

早速,Danish → English をいくつかひいてみた。
けっこう使えそう。





これは,ゆうべのレストランで売っていたオーガニックコットンのキッチンタオル。3枚で100DKK。1枚500円。これはなかなか安い。





Irma で買った金属チューブ三きょうだい。
手前からスウェーデンのたらこペースト(7月に買ったものが,残り少なくなってきたので),Remoulade なる,食べてみないとわからないソース,それから,低脂肪マヨネーズ。




Irmaの薄焼きゴマクラッカー,ビニール袋,紅茶。
真ん中はアイルランドのEnglish Market で買った鮭のパテ。
朝食時にもっていって,パンに塗って食べている。
または,このゴマクラッカーに縫ってもよし。





Irma ちゃんの,保温・保冷バッグ。

スカンジナヴィア4国で,デンマークのIrma のデザインが一番かわいい,と思う。


ささやかな買い物が心を満たす。

  


Posted by ボブ・マリ at 14:30Comments(0)北欧

2010年09月18日

コペンのごはん

2010年9月17日(金)

コペンハーゲン滞在2日目。

通訳をしていただいた在コペンの女性の案内で,Oesterportのoekologisk なレストランへ。

oekologiskは文字通りには環境の,という意味だが,食品に関しては,オーガニック食という意味で使うらしい。

夕刻,空には半月が。
月の出のころは,ほぼ月が直立している。




パン。
やや甘めでおいしい。全粒粉とかグラハムとかスペルトとかを混ぜているのかな。




これはスターターのメニューの中から選んだ,トマトのブイヨン。
ちょっと今までに経験したことのない味だった。
野菜でとったおだしに,ちっちゃいイカが入っていて,トマト,セロリ,紫玉ねぎ,フェンネルも。
かなりおいしかった。

ワインもオーガニックで,トスカーナの赤。
まろやかなお味。



メインはラムのロースト。
ラムの下にリーキかな,焼いたやつがしいてある。
マッシュポテトにプチオニオンのマリネ。
それからこれもラム肉とおもわれる肉団子も一個。

この一品もおいしかった。

コペンハーゲンでおいしいものにあまりであったことがないが,ここ,Bio2は,なかなかでございました。

食後,レストランからCabinn まで歩いて帰る。
行きも私は歩いていったから,今日はほんによう歩いた。



  


Posted by ボブ・マリ at 06:59Comments(2)北欧

2010年09月17日

コペン到着~アイルランドの食

2010年9月17日(金)

昨日,19時半(コペン時間)ごろ,コペンハーゲンのカストルップ空港に到着。

ホテルはいつものCabinn City。
20時半ごろチェックインして,外にごはんを食べにいった。
チボリ公園入り口近くのビールの店。
ピルスナー,ダーク,と2種類飲んだがうまかった。


では,ここからは,アイルランドの食シリーズ,いきます。




Guiness。



The River Lee Hotel の朝ごはん。

伝統のブラックプディング,皮の柔らかいソーセージ。
しいたけが流行っているらしく,ここ以外のレストランでも付け合せに使われていた。





ソーダブレッド。アメリカ風のソーダブレッドのような甘みはない。
黒いのはライ麦を使っているのでしょうか。
蜂蜜の固まり,おいしい。

つづいて市場編。
English Market とよばれる室内市場より。



黒プディングと茶プディング。



アイリッシュポーク。



アイリッシュソーセージ。


つづいて,スーパーマーケット編。


牛の絵がかわいいバター。


ソフトチーズ。



蔦の絡まるお店の外壁。

ではこれから,仕事にいってきます!

  


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2010年09月16日

アイルランド最後の夜

2010年9月16日(木)

早いもので,今日はもはやアイルランドを発つ。

昨日はバスで郊外をひとめぐり。
一昨日にのったバスより長いルートのだ。

その後,仕事,そしてコーヴへ。
コークとコーヴのあいだは狭い入り江で,川のように見える。
鉄道の窓から眺める入り江は引き潮で,小さい鳥たちの姿が見えた。

コーヴはかつて大量の移民あるいは独立運動の闘士たちを囚人として送り出した港。

高台にある大聖堂は町のランドマーク。





教会のショップで,ベネディクト派修道院で録音されたチャントを買った。
いま,ホテルの部屋のオーディオシステムで流しながら,PCにむかっている。










コーヴからコークに戻り,レストランで食事。




ほろ酔いで眺めた,夕暮れの町。

  


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2010年09月15日

旅のとも

2010年9月15日(水)

現地時間で朝の7時。

昨夜はブログを書きながら眠くて眠くて,登録したとたん,ぶったおれるように寝た。
10時半くらいだったと思われる。
そうすると,今朝は早く目覚めてしまった。
4時前。
そこで読みかけの横山秀夫の『臨場』を読む。
この小説のドラマ化,けっこう好きで,2シーズンとも見ていたが,原作を読むのは初めてである。成田空港で買った。
一話完結のどの話もドラマの中でとりあげられているけれども,ドラマの回数ははるかに多いので,ほとんどがドラマ制作者が考えたネタなんだね。それと倉石検視官を囲む人々は,原作からアイデアを借りながら独自の味付けをしたり,登場順をかえたりしている。
渡辺謙の息子が演じたイチは,ドラマだと,松下由樹扮する小坂よりも年上で,しかも先に登場して先に去っていく。
何より,「俺のとはちがうな」の倉石は,原作だともっと年上でもっと喰えない感じ。もっとも,内野・倉石は独自のキャラで魅力的だと思う。
文庫本収録の最終話で,倉石は重大な病を得ていることが暗示されているが,ドラマのほうは,「改心組」の永嶋を登場させて,まだまだ続きそう。

と,この本を最後まで読んだところで,6時くらい。
6時はまだ暗くて,明るくなるのは,7時近くなってから。
今朝の天気はなかなかよい。

さて。
旅のともとしての『臨場』はもう読み終わってしまったが,旅のともに必携なものにひとつは,前にも書いたかもしれないけど,

ビーチサンダル

がある。

機内ではくのによし,ホテル内でも指が自由に動いて気持ちよいことこのうえない。
いま泊まっているThe River Lee Hotel はけっこうランクが上なので,浴室は広くて快適だけど,あさってから泊まるコペンのキャブ・インは安さと駅への近さがとりえのカジュアルホテル。シャワーを浴びるとトイレは水浸しという状態だから,このビーサンが大活躍。


では,これから朝食にいってきます。







  


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2010年09月15日

コークという町

2010年9月14日(火)

コークの町を歩く。




運河の塀に,救命の浮き輪。




マンホールの蓋の意匠は魚。




本の背表紙のような建物。




運河の町を,二階建てバスに乗ってめぐる。





O'sullivan なんて名前を見ると,ああ,アイルランドだな,とうれしくなる。




子どもの遊びに注意,なんて,いいじゃないですか。
とびだしちゅうい よりいい。


午後から仕事で出会った人たちは親切で温かかった。
明日も温かい人たちに会えるかな。



  


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2010年09月14日

アイルランドに到着

2010年9月13日(月)

現在,午後9時半。
アイルランドはコークに到着しました。

ヒースローでのトランジットは3時間。それにしても広い,広すぎる空港ですね,ヒースローは。ターミナルからコーク行きの飛行機のゲートまで10分くらい歩くことになった。標示板には25分とあり,そこまでではなかったが。

エア・リンガス機で1時間少々でコーク着。
コークはアイルランド南部の都市です。
空港からタクシーに乗る。
小さい灯りの集まりが見えて,ドライバー氏「あれがコーク」と。
アイリッシュなまりは聞き取りにくいと私は思ったのですが,同行の同僚のひとりはよく聞き取れるらしい。
夜なので町の様子はよくわからないが,Lee河という河が一本通っていて,その付近が繁華街,投宿したホテルも河沿いにあります。
日本はもう夜明けの時間帯(5時半)ですね。
今日は長い一日だった。朝3時半におきて,もはや26時間経っている。風呂に入って寝ることとしよう。

では明日また。
  


Posted by ボブ・マリ at 05:37Comments(0)

2010年09月13日

成田より

これから成田空港から出発します。ヒースロー空港経由でアイルランド、コークへ。ヒースローまで12時間のフライト、長いです。ではこの次は海外から更新します。  


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