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2010年12月31日

京都は雪

2010年12月31日(金)

夕べ,京都に来た。
甥2と私は新幹線で,甥1は金沢から列車を撮影しながら青春18きっぷで。

福島を出るとき,雪が降り始めていた。
金沢は大雨だったそうだ。
京都は到着時は雪も雨も降っていなかったが,今朝は雪。




今年の正月は何年かぶりに雪の正月だ。

  


Posted by ボブ・マリ at 08:42Comments(0)

2010年12月29日

今日の午後は

2010年12月29日(水)

昼過ぎに甥2とラーメンを食べに行った。

南町の石川屋へ。
この1週間ほどのあいだに4回も行ってしまった。
私は支那そばを細麺で,煮玉子つけで。
甥2は,バラ肉そばに煮玉子で。
このラーメンは甥にも好評で,ここ数年で食べたラーメンで一番うまいかも,とのことであった。

その後,高湯のあったか湯へ。

高湯が近づくと,積雪が増え,硫黄の臭いがしてくる。

あったか湯は高湯の公衆浴場。
前に来たとき,休日だったせいで,そう広くない露天風呂は芋の子を洗うような状態だったが今日は,女湯は私ひとり。
ここ数日,持病の腰痛がぶりかえして,カイロに行ったりしているが,ここの硫黄の強い白濁のお湯に浸かって,ずいぶんましになった。
高湯は偉大だ。甥にはちょっと熱かったようだが。

自宅に戻って,サッカー天皇杯を見る。
鹿島アントラーズとFC東京の試合は,延長のロスタイム残り1秒で,アントラーズがシュートを決めるという劇的な勝利。
今日美しいオーバーヘッドを決めた平山のいるFC東京に勝たせてやりたかったが。
平山がこれから,日本代表の候補になるといいと思う。

夕飯は,

伊達の赤うしのサーロインステーキ。

それから,



蒸し野菜。

そして,



冷奴は甥のレシピで,ごま油をかけた。
川俣にがり豆腐,クリーミーで,ごま油に合う。

甥1のほうは,19時過ぎに電話がかかってきて,金沢に着いた由。

  


Posted by ボブ・マリ at 19:53Comments(0)おウチごはん

2010年12月29日

しょうもないこと言いの血

2010年12月29日(水)

今朝,甥1が福島駅から出発した。
磐越西線,北陸周り,金沢泊まりで京都に行くのである。
一部特急も使うらしいが,おおむね青春18きっぷで。
ちなみに,甥2は私と一緒に,明日の夕方の新幹線で京都に行く。

朝,駅に送っていったら,8時台なのに,カシオペア,続いて北斗星が,2番線ホームに入ってきた。強風の影響か,札幌からのこれらの列車が3時間遅れで到着したのである。









クリスマス寒波で,福島に来るルートはすっかり狂わされたていの甥たちであったが,これらの寝台特急を見られるといううれしい誤算もあった。

ところで甥たちは,それぞれにくだらないことを口にする。
これは,血,であろう。
私も,実は,そうとうしょうもないこと言い,である。
友だちはもう,誰も笑ってくれない。たまに笑ってしまって,すごく「不覚!」という顔をする。

甥たちの父親,つまり私の弟もつまらないことを言うようだ。
彼の職場にはもうひとり,くだらないことを言う人がいるらしい,とは甥たちの証言である。

私や親は弟のそういう駄洒落ぐせを,ある時まで知らなかった。
ある時,とは,弟の結婚披露宴である。
弟の友人がスピーチで

○○君は,実にくだらない駄洒落が好きで・・・

というような話をしたので,え,そうなのか,と思ったのだ。
と同時に,血は争えないねえ,とも感じた。
弟と私は,それぞれ,お互いがそういうヘキがあると知らずにいたのである。


さて,甥1を見送ったあと,サク・ラ・パンでパンを買って帰宅。



久々のコルネ。
さくさくのデニッシュ生地においしいカスタードが入っている。
ああ,美味しい。

  


Posted by ボブ・マリ at 12:04Comments(0)

2010年12月28日

鉄道をめぐる一日

2010年12月28日(火)

今日は,甥のリクエストに応えて,阿武隈急行のあぶくま駅まで出かけた。
『すごい駅』という甥2の愛読書に,「秘境駅」のひとつとして載っているというのだ。
卸町駅に車を置いて阿武急に乗ろうかと思ったら,あぶくま方面行きの列車は出たばかりで,なんと夕方まで運行なし,だったので,予定変更して車であぶくま駅に向かう。梁川を過ぎて阿武隈川沿いに走る。鉄橋の向こうに吾妻の山々,という風景に,甥1が

いやあ,ここはいかにも絵になるね

と言った。
あぶくま駅に向かう道はどんどん山道らしくなり,なるほど秘境駅って感じになる。そして駅は,阿武隈川東岸側に,あった。




駅の下には阿武隈川が流れる。





駅舎はなく,「伝承館」という売店があった。
上りの列車が30分後くらいに来るので,甥たちはそれに乗って福島に戻ることに。
それまで,伝承館でラーメンを一杯だけ,食べた。



その後列車が到着したので,甥二人は乗り込み・・・




私は車で卸町駅に向かう。

途中の景色を楽しみつつ。





梁川で眺める吾妻の山々。

私は,甥たちに遅れること10分くらいで卸町駅到着。舎内にある蕎麦屋「阿部」さんで,蕎麦を食す。


その後,松川の河川敷でサッカー。
ここからみえる雪をいただいた山々と川の景色を見ながら甥2が

福島って,景色のきれいなところだね。

と。
1時間ほどやって帰宅。

二人に宿題をやらせてからUNO。
その後,回らない寿司を食べに行く。


というわけで,二人の鉄ヲタのためにフルアテンダンスの日でした。






  


Posted by ボブ・マリ at 20:39Comments(0)

2010年12月27日

長旅の客

2010年12月27日(月)

中3と中1,甥二人が福島にやってきた。
出発は昨夜11時過ぎのムーンライトえちご。
最初の計画は新潟までいって,小出から只見線を使って会津若松経由で福島に来る予定が,クリスマス寒波で只見線が不通に。ムーンライトえちごも25日の段階では運転見合わせだったのだが,26日には復旧。それで,ムーンライトは使うにしても,只見線でなく,米坂線を使って米沢に抜け,そこから新幹線で福島へ,というルートに変えた,というのが夕べの話。
今朝になって,米坂線が不通となり,彼らは途中で駅員さんに情報を聞いたりして,ルート変更を検討し,結局,高崎に戻って新幹線を使って福島までやってきた。
到着は今日の夜9時。

さすがに疲れた,と言うから,何が疲れた?と聞くと,最後の新幹線が長くなったのが予定外で,精神的に疲れた,と。
いや,あっぱれ,鉄ヲタ。

冬に只見線という計画は間違っていた,とも反省していた。
ムーンライトが復旧しなければ水郡線で福島に来ていた,そのほうが疲れなかったはず,とも。


今夜のメニューはガッツリ中学生仕様。



牛すね肉のカレー。

そして,



ハンバーグ。

ハンバーグなんてつくったの,何年ぶりだろう。
レシピは「男子ごはん」のケンタロウレシピで。

食べながらの会話は当然ながら,ほぼ鉄道のこと。

明日のアテンドはどうしようかな。

  


Posted by ボブ・マリ at 23:51Comments(0)おウチごはん

2010年12月27日

M-1グランプリ

2010年12月27日(月)

昨夜のM-1グランプリは笑い飯の優勝で幕を閉じた。
9年連続出場で無冠だったのだから,よかった,と思う。
けど,ちょっと予定調和っぽい?
決勝のネタは,最初のネタの焼き直しで,しかも,銭の神様よりサンタ・ウルスのほうがおもしろかったし。
もっと言えば,昨年のトリジンのほうがおもしろかった。
決勝で,残るはパンクブーブーの漫才,となったとき,あ,もうあかんな,今年も,と思ったのだが,パンクブーブーの漫才が,笑い飯の漫才にも増して,二番煎じだった。
パンクが不発だったおかげで,という感じでの笑い飯の優勝。
ネットニュースなどでは,笑い飯が,スリムクラブの存在が不気味で不安だったと語った,と報道されている。
沖縄で,有名なのですか,スリムクラブ?
紳助が,このままいくと,優勝させたらいかんスリムクラブが優勝してしまいそうやった,というようなことを言っていたが,それくらいの勢いがありましたな,確かに。

ちなみに,笑い飯のサンタ・ウルスのネタで,西田が下手から小走りに中央によっているシーンがあったが,その足の運びが,どうもおかしい。西田は,アメトーーーク!で,運動神経ゼロ芸人の回に,見事な運動神経ゼロぶりを見せていたので,なるほどな,と思った。


  
タグ :漫才


Posted by ボブ・マリ at 23:17Comments(0)テレビ

2010年12月26日

ごぼうのスープとキャベツのスパゲッティ

2010年12月26日(日)

雪こそぱらぱら程度だが,寒い,クリスマス寒波。

お昼に,近頃評判のイタリアンレストランにいってランチを食べてきた。
有機野菜がウリのこの新しいレストランはよく流行っていて,2時ごろだったけど,お客が並んでいた。

ランチは987円で,前菜,主菜,デザート,ドリンクがついている。
前菜は地場野菜をつかった四種類で,野菜のうまみが感じられる。
主菜はパスタ,オムレツ,ピザなどの中から選ぶシステムで私はトマトスパゲッティを頼んだ。

感想として,まあまあ。
野菜はおいしいし,ランチの値段も手ごろだが,主菜がごく普通で,ドリンクバーから選ぶコーヒーが不味い。こういうのを飲むと,気持ちが盛り下がる。
店の調度がファミレスっぽいのも,あまり好みに合わない。

もう一回行くか,といえば,多分行かないなあ。
遠いし。


夕飯は残りものでイタリア風に。


ごぼうのポタージュとキャベツ・アンチョビのスパゲッティ。
ごぼうポタージュは,ごぼうを細かく切ってオリーヴオイルで炒めたら水を加えてやわらかくなるまで煮る。
火からおろし,バーミックスをつっこんでピューレ状にし,また火にかける。塩,顆粒スープの素を加え,仕上げに牛乳と生クリームを加えてできあがり。

さあ,今夜はM-1グランプリだ。

  


Posted by ボブ・マリ at 18:56Comments(0)おウチごはん

2010年12月25日

クリスマスソング

2010年12月25日(土)

一日,粉雪が舞っているが積雪にはいたってない。会津は大雪でJRの只見線は一部運行中止らしい。

先日,好きなクリスマスアルバムのことを書いたが,今日はクリスマスソングのことを書いてみよう。

フィル・スペクターの名盤『A CHRISTMAS GIFT FOR YOU』は佳作そろいであるが,とりわけ
ロネッツの I SAW MOMMY KISSING SANTA CLAUS が好きだ。ボーカルのヴェロニカのちょっと下世話なこぶし回しと,最初のフレーズの2小節目にマイナー成分が入ってちょっと湿った感じになるのがあわさって,日本人の演歌遺伝子にビンビン響く。

そしてこの曲へのオマージュ(の部分を多く含むの)が,大滝詠一の「クリスマス音頭」(『ナイアガラカレンダー』所収)。大滝詠一自身が最高傑作と断言するこのアルバムの12月の歌としておさめられている。主旋律と間奏にI SAW・・・の主旋律をアレンジしたものを使っている。でもその他にもジングルベル,きよしこの夜,炭坑節,くらいしか指摘できないが,さまざまな要素がぶっこまれている。寄せ鍋,あるいはやみ鍋のような味わいの傑作である。おはやし,大騒ぎ,甲高い笑い声が入り混じる終盤は,大滝詠一の「音頭もの」のなかでも格別の盛り上がり方になっている。この曲のあと,童謡の「お正月」がフランク永井ばりの低音と坂本九っぽいしゃっくり唱法で歌われ(どちらも大滝のボーカル),ゴーンという除夜の鐘で終わり,1月につながるループの構造になっている。2008年発売の30thアニバーサリー盤だと,78年のオリジナル盤と81年のリミックス盤ば続けておさめられているので,このループ構造が具体的にきける。

20数年前にテレビで見て,その音源がほしいなと思っているのが,ビング・クロスビーとデビット・ボウイがデュエットした LITTLE DRUMMER BOY。
70年代なかばの,がりがりにやせたボウイが,大御所とクリスマスソングのスタンダードを歌うという企画。ボウイがLITTLE DRUMMER BOY を歌い,クロスビーはコード進行の似た別の曲を歌っていたと思う。
異色同士の組みをわせがとてもいい味わいを生み出していた。
83年に「戦場のメりークリスマス」がヒットして,ボウイのアルバム『Let's Dance』もバカ売れしたので,当時,ボウイ関連映像がよくテレビで流れたのだ。
私は,まさにこの映画でボウイ様のファンになったので,そうした番組は逐一チェックして見てた。

とここで,検索してみたところ,YOU TUBEの映像がありました。
77年,クロスビーのテレビ番組にボウイがゲスト出演しての企画だったらしい。
そして,LITTLE DRUMMER BOYを歌っていたのはクロスビーのほうで,ボウイはPEACE ON EARTH を歌っているのであった。二人とも青い衣装で,ボウイ様のクロスビーへの尊敬も伝わってくる。ボウイ様も歌,うまい。

クロスビーのクリスマスアルバムに,このデュエットも収められているようだ。
中古でもかなり高いので,ちょっと手が出ない。

ジョン・レノンのHappy Xmas(War Is Over)。
この曲についてはとくに説明は不要だろう。

山下達郎のON THE STREET CORNER2に収められているWhite Christmas と Silent Night。
山下達郎が全コーラスをひとりで担当して多重録音したアカペラアルバムのオンストのシリーズは大好きで,ことに「2」が好き。
学生時代,秋に恒例の音楽会があった。先生も学生も一緒に,好きな音楽を好きなやりかたでやる,という行事で,音楽もクラシックあり,ギター弾き語りあり,邦楽あり。踊りを踊る人もあったっけ。その音楽会で,オンスト2のAmapola と So Much In Love を5名のコーラスでやったことがある。男性4名に女性1名の構成だったっけな。
ひとりの男子学生が,自分で多重録音やるようなコーラス好きだったので,彼にオンストから楽譜を起こしてもらって,2曲,練習した。バイトの帰りの夜にみんなで集まって,けっこうな回数,練習したと思う。このときSilent Night も候補に挙がっていたのだが,あまりに難しくて(不協和音のコーラス),あきらめたのだった。
十分な練習をして自信をもって臨んだ当日だったが,1曲目,Amapolaの出だしが音程ズレて最前列にいたひとりの教授がコケた。
2曲目,So Much In Love はかなり持ち直して,いい出来だったと思う。
5名とも,このコーラスが気に入っていたので,音楽会以外にも,誰かの就職が決まって送別会をするときなんかに,披露したっけな。So Much In Love の担当パートは,今でも歌える。

今夜はこれらを聴いて楽しむこととしよう。












  


Posted by ボブ・マリ at 19:51Comments(0)音楽

2010年12月24日

武士の家計簿

2010年12月24日(金)

日が落ちた頃から雪が降り出した。その後,降ったり止んだり。明日の朝はホワイトクリスマスになってるかな。

昨日見た「武士の家計簿」の感想を。
面白かったし,感動もした。だけど,後半,ちょっと力が落ちる。
それと,「刀でなくそろばんで家族を守った侍の話」というキャッチコピーは間違いなくこの映画を簡潔に語っているのだけど,それ以上にふくらまない。
予告編は,秀逸なシーンがコラージュされていて,それだけで,涙がわいてくるほど。
だけど,いや,だからこそ,か。本編が予告を大きく超えることができていないのだ。
以下,ネタばれにつき,行を下げます。








コメディの要素をもったキャラクター,主人公の父母,祖母が,映画の中盤で次々と亡くなっていくので,お話に笑いが乏しくなる,そのことも,映画の展開にとって厳しい。
またそのあたりから,主人公が息子を厳しく訓練し始め,それは青年期にいたって,親子がわかりあえない事態にまでつながるのであるが,この,親子のディスコミュニケーションのエピソードは,共感しにくい。それは主人公が息子に強いる内容が,なぜそこにこだわるのか,説得性が希薄だからだ。また,そうした主人公に対する妻の考え,立場が,わかりにくい。映画なのだから,セリフだけではなく,もっと,具体的なモノでその辺を描いていってくれなくちゃ。

原作はあるものの,小説ではないらしいので,この映画の人物は,脚本家,監督によってつくられたものだろう。
息子としての主人公はエピソードも多彩で,よく描けているのだが,父としての主人公像にふくらみが薄いのだ。

といった感想をもったので,今年の私的ベストテン内には入らない。




  


Posted by ボブ・マリ at 22:03Comments(0)映画

2010年12月23日

ジンジャーブレッド

2010年12月23日(木)

北欧のクリスマス(ユール)に欠かせないショウガ入りクッキー(ジンジャーブレッド)を焼いた。




数年前にストックホルムのガムラスタンの店で買ったダーラナヘストの型抜きで。大きいお馬さんと小さいお馬さん。


そして,


ラッセの「優勝クッキー」。
リンドグレーンの「やかまし村」では,リーサはいちばん人気のブタの型でクッキーをつくる。今日がクッキーを焼く日だということをすっかり忘れて外出していたラッセとボッセは帰宅して大急ぎでクッキーをつくる。リーサはラッセたちが忘れていたおかげで,思う存分,ブタのクッキーをつくることができたのだ。
最後にラッセは残りのタネをまとめて大きなクッキーをつくる。リーサとボッセは,豆の入ったビンをささげもち,他の屋敷をまわって,豆の数をあてさせる。数が一番近かったブリッタに,この優勝クッキーが贈られたのである。

ジンジャーブレッドのレシピはネット検索して見つけた。
生のショウガをおろしたもの,蜂蜜,ブラウンシュガーを使った。

素朴な甘さが,あとひきます。

  


Posted by ボブ・マリ at 23:35Comments(0)手作りおやつ

2010年12月23日

祝日の過ごし方

2010年12月23日(木)

昨夜は職場の忘年会だったので,今朝はちょっとゆっくり起床。とはいえ,「てっぱん」を見るために8時に起きた。

それから洗濯をして,今,食材一掃キャンペーンをはっているので,食糧棚のそうめんをゆでて食べる。ちょっと寒い。やっぱりにゅうめんにしたらよかった。

その後,年賀状を印刷。年賀状はこの数年は,上半分が写真というスタイル。以前はカメラ屋さんに印刷を頼んでいたが,2年前からはCANONのプリンターで印刷している。費用は3分の1くらいで済むので。今年は,イタリア旅行のときの写真を使った。

「はなまるマーケット」の後,同じTUFの「グーテン」(福島の情報番組)を見ながら身支度。
10時50分からの「武士の家計簿」を見に行く。
この映画評はまた別の投稿に詳しく書くけども,かなりよかった。

涙をしぼったら,お腹がすいていた。
しかしその前に,県立図書館で借りたい本があったので,フォーラムの近くだし,まずは借りにいく。
県立図書館にいくのは実に10数年ぶりだと思う。
カードを作り直して,リンドグレーンの「エーミル」シリーズなど9冊借りた。

図書館の隣のフレンチもちょっと心が動いたけれど,映画館を出るときすでに決めてあった。「正月屋分店 石川屋」へラーメンを食べに行く,と。
朝,ながら見していた「グーテン」で紹介されていたのだ。
正月屋は私の愛してやまない郡山のラーメン屋。そこで数年間修業したご主人が開いたお店,と紹介された。
信夫橋の北側にあるこのお店,数週間前に通りかかって,あ,いいな,と思っていたのだった。正月屋の分店,とは気づかなかった。
というわけで初訪問。
朝,テレビに出ていた若いご主人の威勢のいい声で迎えられる。
2時ごろだったけどお客さんはけっこう多い。もしかして私みたいに朝のテレビを見てきた人か?
迷わず「支那そば」,トッピングは半熟卵で,頼む。
運ばれてきたそのラーメンは,透き通ったスープのあっさりしたたたずまい。魚介の風味がさっと鼻腔に入ってくる。お,うまい。魚介と肉スープのバランスがいい。麺は中太のストレート。正月屋の味,だなあ。
正月屋では,細麺,中太麺,太麺,と麺の種類を選べるので,ここでそのシステムはないのか,ご主人に訊いてみたら,お好みに対応できます,とのことだったので,次回の訪問の際は,細麺の塩そばを注文しよう。
正月屋が近くにきてくれるなんて,なんとうれしいことか。
ここは,これからもヘビロで通いそうだ。

渡利を通って,岡部の白鳥の飛来地に寄る。鳥インフルのおかげで,餌やりはできなくなってしまった。
白鳥の美しい姿を見て,スワンシューを思い出す私はどこまでも食いしん坊だ。

帰宅して,いま,クリスマスソングを聞きながら,洗濯をし,パソコンに向かっている。
クロスビー,ナット・キング・コール,プレスリーといったアメリカのスター歌手が歌ったクリスマスのスタンダードを集めた盤。もうずいぶん前に買ったものだ。そのほかのクリスマスソングのレコードは,フィルスペクターのクリスマスアルバム,シンガーズアンリミテッドの「クリスマス」,Take 6 の「He is Christmas」,クレイジーキャッツほか60年代の日本のポップス歌手たちの歌う「クリスマス★ア★ゴーゴー」なんてところを,もっている。

このあと,ジンジゃーブレッドを焼こうと思っている。
夜,もういちどフォーラムに行って,今度は「SP」を見るつもり。



  


Posted by ボブ・マリ at 15:41Comments(2)外ごはん

2010年12月21日

枕草子

2010年12月21日(火)

『枕草子』は,現代のブログの祖,と言えまいか。
何が好き,あれが好き,という内容は,まさしくブロガーたちが日々書き連ねていることだ。

そう思って,『枕草子』を読み始めた。
講談社学術文庫から出ている上・中・下の3巻。

中学・高校のとき,教科書の「春は曙」に始まり,副読本の枕草子の抜粋集を読んだっけ。
才気煥発な清少納言を気に入っていた。
今,読み始めてみると,

好ましいのはあれに,これ。こういうのはいけすかない。ああいうのは,もうちょっとこんなふうにしたら,よくなるのに。
今日,こんな人が訪ねてきたらか,こんなふうに言ってやった・・・・

と言ったふうに,好きなことを書き散らしている,という感じ。
才気煥発で,何より自分が好きなのね,この人。
何かが好き。そして,その何かを好きな私が好き。
これって,ブロガー(私を含む)に共通する心もようではないかな。

もうちょっと読み進んだら,また,これについて書きたい。







  
タグ :枕草子


Posted by ボブ・マリ at 13:54Comments(0)詩・物語

2010年12月19日

UTAU コンサート

2010年12月19日(日)

仙台,東京エレクトロンホール宮城に,大貫妙子と坂本龍一のUTAUコンサートをききにいってきた。

仙台なのに東京,とはこれいかに。
旧,宮城県民会館が,名義を売ったらしい。

10数年前,ORIGINAL LOVE のコンサートを見にきたことがある。

長年にわたり,何度もコラボしてきたこの二人が,新しいアルバムを出し,それにあわせてのツアーが,今回のコンサートなのである。
新しいアルバム,UTAU は,坂本龍一のインスト曲に大貫妙子が歌詞をつけて歌うというコンセプトらしい。

大貫妙子が「愛,地球博」のテーマ曲を歌ったとき,この万博のエコロジー思想が中途半端だと坂本龍一は批判し,そのようなイベントのテーマを歌うとは何事か,と大貫妙子にも批判的な言説をどこかで見かけた覚えがあるけれど,それは二人の関係を壊すようなものではなかったようだ。





コンサートは,ほの明るいスポットライトが壇上の二人にあてられるのみの,静かで落ち着いた雰囲気の中で行われた。
客は中高年ばかりで,終始,誰も椅子から立ち上がることはない。

大貫妙子のコンサートは,去年11月のPure Acoustic Concert,「ロングバケーション」のトリビュートコンサート,以来であるが,今日は,昨年11月よりもノドの調子がよくて,きかせた。
大貫妙子の澄んだ,でも力強いボーカルで歌われるのを聴くと,坂本龍一のメロディーは実に平易で気負ったところがなく,簡素に美しいのだとわかる。
二人が好きだ,という,山田耕作のメロディーとも通じる。
そして山田耕作作曲の「赤とんぼ」も,今日,歌われた。
二人は童謡などを次代に歌い継ぐプロジェクトにも参加していてCDが出ているらしい。

赤とんぼをきいて,わかったけれど,大貫妙子の歌声は童謡や唱歌を歌うのに向いている。
童謡は好きだが,いままで満足いく歌唱を聞いたことがなかった。
童謡のレコードといえば,甘ったるい幼女の歌か,鮫島有美子のようなソプラノ歌手が朗々と歌うか,由紀さおり・安田祥子姉妹のデュオ,そんなものであろう。それらは,それぞれに,何かが過剰であった。童謡は,大貫妙子のように,さっぱり,シンプルに,歌われるのが一番である。

大貫妙子が坂本龍一のインストを聴くと,情景が浮かぶのだという。その情景を手がかりに,歌詞がつくられたのだそうだ。
そのようにしてつくられた歌を聴けば,聴き手の脳裏にも情景が浮かぶ。きわめて映像的な音楽である。

曲の合間の二人のおしゃべりも楽しかった。
滑舌が悪い坂本龍一のおしゃべりは,最初何を言っているのかわからなかったが,徐々にノッてきて,かけあいがおもしろくなってきた。
聴いていると,二人の会話は,暖かい日の差す冬の生徒会室で,生徒会長と副会長がおしゃべりしてるシーンに見えてきた。会長は,もちろん,大貫妙子のほうである。そして坂本龍一は会長を補佐する賢明なダンシ。

アンコールでは「色彩都市」が歌われた。

「クリシェ」のなかで,「すべてのパズルがぱちっとはまった」ような,すべての要因がうまくはまった曲だ,と坂本龍一。
演奏は,ギターに今は亡き大村憲司,パーカッションは浜口茂外也,ドラムとシンセは坂本龍一,と,ミニマルな構成だったそうな。
私もこの曲,好きだなあ。
車で今日,仙台に向かう途中,予習しようと,大貫妙子の「Library」を聴きながら,歌いながら,運転していたのであるが,この「色彩都市」もその中にあった。

十分堪能して会場を出た。お腹が空いていたので,国分町のラーメン屋「晴れる屋」で,ラーメンを食べる。
魚介の香りの強いスープ。
最近はすっかり魚介が当たり前になった。
ちぢれのない細麺は好みである。

替え玉ならぬ,替え水餃子というのがあるのが,おもしろい。

帰宅して,ちょっとまだ食べたいな,という感じだったので,生ハムとオリーヴで赤ワインをいっぱい。




北欧旅行をご一緒した会津のHさんが,留守中にポストに入れておいてくれた,生ハム。
昨日,東京で(?)買ってきた手作り生ハムを,ちょうど福島にこられる用事があったので,届けてくれたのである。

美味しかったです~,Hさん。



明日,「UTAU」を注文しよう。


  


Posted by ボブ・マリ at 22:54Comments(0)音楽

2010年12月19日

飲み会

2010年12月19日(日)

昨夜は小さい飲み会。
女性ばかり3名で,パセオ通りの嘉右衛門へ。

お料理が美味しくて,料理に合わせて大将が選んでくれる日本酒が,また,美味しいお店。

年末の土曜日とて,席はほぼ満席だった。




湯葉のうえにウニ。刺身は鰤?





焼き物。




豆乳の茶碗蒸しと,奥は燻製。

さらに,鶏肉,砂肝の鍋もあり。


お酒はまずは琥珀エビス。琥珀エビスの樽がある店は珍しい。
その後は日本酒。
何種類か飲んだ中で,わが郷土の造り酒屋の酒,而今(じこん)も。
一緒に飲んだ2名の女性たちも,美味しい,と。

仕事の話とか,引越しの話とか,子ども時代の話とか。
話がはずんで,もう一軒。木馬館でカクテル。


今日,日曜日は仙台に,坂本龍一と大貫妙子のコンサートを聴きに行く。


  


Posted by ボブ・マリ at 09:07Comments(0)外ごはん

2010年12月17日

歩く

2010年12月17日(金)

昨夜,いつものウォーキングに出かけて,ずっと東の空を眺めていた。ピークを過ぎたとはいえ,ふたご座流星群の流星が見られるかと思って。結果,25分で1個。ふたご座の下のあたり,下から上につーっと流れる星を見た。

帰って,NHKの「ブラタモリ」を見た。本郷台地を歩く編。
坂の多い東京のなかでもとりわけ坂の多い地域だそう。
その謎がとけた。
タモリいわく,台地のきわこそが楽しい,と。
台地のきわは,かつて流れていた川に近く農耕に適していたので集落が生まれた,という。
東京の坂にはこうした台地の崖を急登する道の名残が含まれるということらしい。

隆起した台地にたまった水が川となって流れ,台地を削る。このようにして台地は細分化され,高地と低地が入り組む地形が形成された。それが,東京に坂が多い理由のひとつである。

土地の変化に応じて住居を定めていた人間が,自然を自分たちの都合のいいようにつくりかえるようになった。その過程で,川は固定され,やがて暗渠となって見えなくなった。ところがタモリ先生の慧眼をもってすれば,川の痕跡が発見され,元,川であった路地が同定される。その様は感動的だった。そして,教えられた目で眺めれば,蛇行する路地が細い川に見えてくる。

もうひとつ知ったのは,中央線と並行する神田川が,江戸時代に人工的に掘られた川であるということ。もとは台地の中央部を流れていたのだが,江戸幕府が城のまわり,つまり丸の内を城下町として発展させるために,川の位置を動かした,ということらしい。

いやあ,勉強になるなあ。

車で移動することの多い私だが,機会をとらえて,タモリ先生に倣い,かつての姿を探索しながらの街歩きをしてみよう。

今夜は,昨夜は飲めなかった赤ワインをおともに。


昨日の煮込みにトマトを加えてさらに煮込んだ。
インゲン豆の温サラダ。
干したキノコをニンニクとともにオリーヴオイルで炒めて塩とレモン果汁をふったキノコのマリネ。
バジルのないカプレーゼ。トマトは久々の農業高校トマト。皮はちょっと固いが甘みが強くて美味しい。

さて,もうちょっとしたら,また深夜のウォーキングに出かけよう。
夜空は凍るような星の光がまたたいている。

  
タグ :ブラタモリ


Posted by ボブ・マリ at 19:38Comments(0)テレビ

2010年12月16日

H.B.to Me

2010年12月16日(木)

今日は私の誕生日。
職場の若い人たちが,ケーキで祝ってくれた。
夕方には姪が

おばちゃん,お誕生日 おめでとう

と電話をくれた。

そのあとは親からも電話があった。

誕生日のためのディナー。




豚バラの煮込みとインゲン豆のあったかいサラダ。

赤ワインをあけようと思っていたら,あらま,一本もない。
先週のボブマリ食堂で全部空けてしまってたらしい。

そこで琥珀エビスで。

作り方

豚バラの煮込み
塩豚にしておいた豚バラかたまりをフライパンで各面を焼いて余分な脂を落とした後,鍋に入れてたっぷりの水で,やわらかくなるまで煮る。肉をとりだし,10分ほどおいてから3センチくらいの厚さに切り,鍋に戻し,芽キャベツを加えてさらに少し煮る。
薄切りにしてさっとゆで,冷凍しておいた玉ねぎを解凍し,たたきつぶしたにんにく,薄切りのセロリと一緒に,オリーヴオイルとバターで炒める。玉ねぎが茶色になったら,水,バルサミコ酢,オイスターソース,しょうゆを加え,しばらく煮る。それを鍋に加えてさらに煮込んで味をなじませる。味を見て薄ければ塩を足し,こしょうをふる。
皿に盛り,パセリのみじんぎりをふりかける。

インゲン豆の温かいサラダ
乾燥インゲンを水に一晩つけたら,水を替えて3時間くらい弱火で煮る。塩を加える。
鉢に盛り,オリーヴオイルをまわしかける。
  


Posted by ボブ・マリ at 20:20Comments(2)

2010年12月15日

セロリの朝ごはんとお弁当

2010年12月15日(水)


寒い一日。

夜から雪になった。
ふたご座流星群は,昨日も今日も見られないな。

さて,セロリって,嫌いな人と好きな人,ぱきっと分かれると思う。
私は好き。
先日の郡山のJAで,立派なセロリを買ってきた。

今朝はそのセロリと牛肉のいためもので朝食。



左の小皿はセロリの葉をいためて酒としょうゆで味付けした箸休め。
右の小皿は千切りにんじんのナンプラー和え。
お味噌汁はサトイモと長ネギ。



そしてお弁当は,牛肉のしぐれ煮,カリフラワー,トマト。ご飯の上には昆布の佃煮,大根葉の箸休め。

カリフラワーはカレー粉を加えたお湯でゆでた。

  
タグ :セロリ


Posted by ボブ・マリ at 22:23Comments(0)おウチごはん

2010年12月14日

田原俊彦,佐野元春

2010年12月14日(火)

昨夜の「HEY!HEY!HEY!」に,なんと,田原俊彦が登場した。
往年のヒット曲をメドレーで熱唱。
そしてまだ踊れるところを見せてくれた。

生え際は薄くなったけど,まだまだいけるやん,トシちゃん。

なにを隠そう,私はトシちゃんが好きだった。
ラジオびんびん物語,とか出ているころ。
曲でいうと,「抱きしめてTONIGHT」のころ,つまり絶頂期。

90年代の初めに,仕事で徳島県に移るとき,送別のプレゼントに後輩がくれたのが,
トシちゃんの写真集だった。
それは今でも持っている。

事務所独立とか,結婚会見の不評とかのころからどんどん低迷して,メディア露出の少なくなったまま現在に至る。

もうちょっとちがった,30代,40代の過ごし方もできただろうに。
そういう,いい感じの年のとり方をして,新しい役なんかにも挑戦するトシちゃんを見たかったワ。
キムタクがやった「華麗なる一族」とか,唐沢寿明がやった「白い巨頭」とか,往年のメロドラマ「暖流」とか,トシちゃんに合うと思う。
素のキャラは能天気でも,役になれば,苦悩するヒーローというところが,似合うと思う。

まだ遅くはない。これから,50代でハリソン・フォードやジョージ・クルーニーみたいな渋い中年俳優になってほしい。
「クレイジー・ハート」みたいなダメダメ中年もいいと思うし,冷徹な超エリートなんかも似合うと思うし,時代劇のカツラも合うと思うんだな。

で,今朝は遅出で,10時過ぎに出勤。
代車なので,いつものハードディスクに入っている音楽ではなくFMをきいていた。
元春レイディオショーの再放送をやってた。
これが,すごくおもしろくて。
かつて,若いこだま,サウンドストリートなどを手掛けた元NHKラジオプロデューサーの湊剛さんがゲストで,当時の制作秘話を話していた。
サウンドストリートは,私がもっともFMを聴いていた時代のNHKの夜のラインナップ。
湊さんによれば,当時,サウンドストリートはその時間帯の聴取率No.1だったとか。
月曜佐野元春,火曜坂本龍一,水曜甲斐よしひろ,木曜山下達郎,金曜渋谷陽一,という面々だものなあ。
サウンドストリートとほぼ同時にスタートさせた番組がクロスオーバーイレブン。
かっこいいタイトルは,クロスオーバーとかフュージョンとか,異ジャンルの融合音楽が流行っていたのと,深夜なので今日から明日への橋渡し,という意味を重ねたのと,当時の人気テレビ番組11PMをくっつけただけなんだとか。笑える。
前にも書いたと思うけど,クロスオーバーイレブンのナレーターの一人は津嘉山正種。実に渋かった。

元春レイディオショーは,かつてのサウンドストリートの世界を復活させたDJ番組であるらしい。
久々にFMを聴いてみようと思った。
NHKFMの夜の番組表を見てみると,かつてのサウンドストリート枠は11時台に移っており,そこに元春レイディオショーもある。月曜日は毎週,きたやまおさむがやっている。
そして最終火曜日は大貫妙子さん。

うーむ。
これから夜の11時台は,NHKFMだなあ。



  


Posted by ボブ・マリ at 13:35Comments(6)音楽

2010年12月14日

2010年映画私的ベストテン(暫定)

2010年12月14日(火)

2010年のに見た映画はいまのところ41本。うち邦画は21本。

見た順に書くと,

クララ・シューマン 愛の協奏曲/湖のほとりで/ポー川のひかり/おとうと/今度は愛妻家/母なる証明/インビクタス/ジュリー&ジュリア/NINE/幕末太陽傳/バグダッドカフェ/フローズン・リバー/てぃだかんかん/新しい人生の始め方/マイレージ・マイライフ/ソラニン/ゼブラーマン2/書道ガールズ!!わたしたちの甲子園/幸せのベーカリー/グリーンゾーン/武士道シックスティーン/春との旅/パーマネント野ばら/ヒーローショー/借りぐらしのアリエッティ/プレシャス/インセプション/クレージーハート/Colorful/シーサイドモーテル/踊る大捜査線3/ちょんまげぷりん/アブラクサスの祭/十三人の刺客/ベンダ・ビリリ/悪人/ヤギと男と男と壁と/オカンの嫁入り/オーケストラ!/トイレット/行きずりの街

これからまだ2,3見るつもりなので,暫定ではあるが,2010年映画私的ベストテンを発表したい。

1位 オーケストラ!
2位 ポー川のひかり
3位 インビクタス
4位 行きずりの街
5位 ちょんまげぷりん
6位 インセプション
7位 十三人の刺客
8位 武士道シックスティーン
9位 母なる証明
10位 ヒーローショー

番外 フローズンリバー,ヤギと男と男と壁と

11月に見た「オーケストラ!」があまりによくて,ダントツ一位に躍り出た。
「ポー川のひかり」は,フェリーニの「道」と似て,キリスト的な人物を描こうとしたんだと思う。
「インビクタス」は,イーストウッドの描写が手堅く,モーガン・フリーマンは円熟の演技。
「行きずりの街」は邦画のベスト。仲村トオル,小西真奈美がよく,何より阪本順治がはじめてちゃんと女性をかけた,というのがめでたい。
「ちょんまげぷりん」はかわいいかわいい映画。
「インセプション」は人の夢に入り込んで操作するというアイデアの面白さと映像美。
「十三人の刺客」は,組織的な戦闘をアイデア豊富に,また映像的にも美しく描いたのと,悪役ゴローちゃんの化けっぷりが印象に残る。
「武士道シックスティーン」。まっすぐな青春映画。成海璃子はりりしく,また北乃きいもいい。この人,いま「流れ星」に出ているが,うまい人なのだ。
「母なる証明」は,え,そこまでやる?た。という母の猛愛,であるが,その思いつめっぷりが,心をうつ。
「ヒーローショー」も痛い。この映画のあと,ジャルジャル,とくに後藤君のファンになった。

ちなみに2009年の私的ベストテンは

1.グラン・トリノ 
2.私の中のあなた
3.ディア・ドクター
4.おと な り
5.マンマ・ミーア!
6.おっぱいバレー
7.守護天使
8.ブラック会社に勤めてるんだが,もう俺は限界かもしれない
9.エレジー
10.路上のソリスト

だった。
去年に比べると,今年は外国映画にいいのが多かったように思う。
  


Posted by ボブ・マリ at 00:08Comments(0)映画

2010年12月13日

ハイジの白いパンと弁当

2010年12月13日(月)

昨日買った,ハイジの白いパンで朝ごはん。



スクランブルエッグと生ハムとスライスオニオンをはさんで食べた。

『ハイジ』のディーテールを覚えていないのだけど,白いパンって,どういう箇所に出てきたっけ?
おじいさんとの暮らしの中では黒いパンばかりで,クララの家にいって初めて白いパンを食べて感激するとか,そういうことかな。

ハイジは,そういえば子ども用のリライトものを読んだだけで,原作をきちんと読んでいない気がする。
別の作者が書いた『その後のハイジ』という本もあったと思うが・・・

ハイジ,で思い出したが,私が大学生くらいのとき,郷里にいる祖母が

ハイジを見てきた

というので,こんなおばあさんが,ハイジの何を見たんかな,と思ってよく聞いたら,

廃寺

のことであった。発掘された遺跡かなにかだったんだと思う。


いちど,きちんと『ハイジ』を読んでみよう。


今日のお弁当は



大根菜めし,しゃけの糟漬け,おでんの卵とこんにゃく,自家製切り干し大根の煮付け,自家製しょうゆ昆布。
昨日,JA直売店で買った葉つきの大根の葉,さっとゆでて炊き上がったご飯に,白ゴマと一緒に混ぜた。
昆布はだしをとったあと,小さい四角に切り,酒,しょうゆ,ちょっとのみりんで炊いた。




  


Posted by ボブ・マリ at 15:13Comments(0)おウチごはん