2012年04月04日

カーネーションその26~梅ちゃん先生

2012年4月4日(水)

カーネーション。
最終回に至る前に主人公が死に,翌日の回のナレーションに

おはようございます。
死にました。

このセンス,いいなあ。
ナレーションの前の俯瞰の絵は,風になった糸子の目線ということだったのだな。

糸子自身は参加できなかったけど,改造した二階のサロンに家族,知人が集まってのだんじり見物。
糸子が残したものは,人のつながりと,人の場,ということがよくわかる。

そして,ドラマ「カーネーション」の第一回を病院ロビーで見つめる老齢の女性。
それは97歳の奈津,ということらしかった。
最初見たとき気づかず,友人に,あれは奈津や,と言われて,なるほど,と思った次第。
副音声では「奈津」と明示されてた由。
なんでも,直子役の川崎亜沙美のおばあちゃんなのだそうである。

いろいろあった人生をふりかえることになる奈津。
糸子同様,いや,糸子以上に,朝ドラのタブーに抵触するエピソードを生きた奈津なのだもの。
複雑な思いで見つめるのであろうなあ。
同時に,糸子との深い絆も確かめることになるだろう。

主人公に匹敵する印象を刻むライバルとして,奈津は語り継がれるだろう。
ちょうど,「ガラスの仮面」における北島マヤに対する姫川(←訂正しました)亜弓のように。

スピンオフドラマとして奈津の物語が見たいものである。
戦中・戦後を一緒に暮らしたあのサングラスの男が何者か,とか,再婚相手がなぜ奈津を見染めたか,とか,まだ説明されていないことが多いのだし。
誇り高い奈津の物語なので,タイトルは「カサブランカ」とか「アマリリス」なんぞ,どうであろう。
前者の花言葉は高貴,後者はプライド,である。

で,今週から始まった「梅ちゃん先生」。
尾崎将也は名作「結婚できない男」の作家なので,期待できる。
でだしは,まじめなテーマとコミカルさがほどよくブレンドされてる感じをうける。
ヒロインの堀北真希は,いかにも十代という感じ。キレイな顔立ちなのに,優等生ぶりっこじゃないのが好感もてる。

ただ,主題歌がねぇ。
甥が

もう,旬過ぎてるしねぇ

と言ってた。





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Posted by ボブ・マリ at 09:05│Comments(0)テレビ
 
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